とある知人の話。

中村なおあき

2014年02月23日 00:00

高校や大学入試の時期ですね。

とある知人のことを思い出しました。
その彼は中学に入学した時の成績が46人学級で43番目だったそうです。
一年生の二学期の懇談会で火が付くまでは超低迷していました。
その懇談会で先生に「おまえが行ける高校は無い」と言われ彼は一念発起しました。
ふざけんじゃね〜、と。
その彼は長男だったため勉強のやり方が分からず教科書をただひたすら繰り返し書き写す戦法をとっていました。
そんなことだから時間はやたらとかかり毎日睡眠時間は3時間だったそうです。
三学期の期末テストから成績は徐々に上向いてきました。
二年生の一学期には46人中10番くらいになりました。
二学期以降は5番以内をキープ、三年生はクラスで1~3番でした。
彼は成績の悪かった一年生の懇談会当時から念頭にあった通学区の進学校を予定どおり受験しました。
同学年が4,000人弱いる学区でしたがその高校に38番で入ったそうです。

『高校受験くらいなら読み書きそろばんが出来れば、あとはその人の気合で何とでもなる』と彼は言っていました。

これからでも挽回は十分可能です。
最後まであきらめず頑張れば報われます。
ちなみに、彼の座右の銘は『念ずれば通ずる』だそうです。