下諏訪革命

３年前に子供が世話になっている保育園の父母会長（PTA会長）を1年だけ（本当は2年任期、私事で途中リタイヤ）やらさせていただきました。当然他にもっと適した方がいたのにも関わらずお話をいただけたことを深く感謝しています。
父母会長をさせていただくに当たって、園長先生はじめ前任の父母会長さんにお願いし事務局（副会長）に◯◯さんをお願いしました。この方は以前にも同じ役職をやっているツワモノお母さんで、私から指名させていただきました。結果は言わずもがな。予想以上に動いていただき本当に感謝しています。
このお母さんも3月で最後の子供が卒園するため園を去らなければならなくなりました。私はこの方のことを勝手に『コンピューター付ブルドーザー』（昔どこかで聞いた覚えがある？）と名付け、上手に使われていました。この方が仰っていたことですが、「トップはそれほど能力が無くてもいい。ただ自分の出来ないことを出来る人にやらせればいい」。人の能力を見極めて使う能力だけあればいいとのこと。豊臣秀吉だって黒田官兵衛や竹中半兵衛、豊臣秀長などのブレインのハートをしっかり掴んでいたからこそ天下を統一できたし、武田信玄も本人自体の能力はそれほどでもなく（山梨県民には申し訳ないが、どうしても諏訪人は信玄公とは言いたくない）、旗本衆がしっかりしていたことからも分かるように、出来過ぎないトップが組織を上手に回せるんです。天才肌の織田信長や上杉謙信はそのカリスマ的存在で組織を動かしましたが、末長く世の中を安定させるのなら前者のあまり能力が高くない人がトップに立った方がいいのは、皆さんお分かりだと思います。

このお母さんには本当にお世話になりました。卒園式で流す涙を必ず撮りに伺います。
カワイイ後輩より