数字はウソをつかない

数字はウソをつかない



下諏訪町の一般住民にも知れ渡っている問題のひとつが人口減少問題。若者が流出したまま帰って来ず、年配者が残っているため、当たり前だが、人口減少と高齢化は進む。今朝の信濃毎日新聞にも大きく取り上げられていたが、諏訪地域では諏訪湖周の3市町で特に人口が減少している。その中でも下諏訪町。記事には『岡谷市がピーク時に比べ1万人以上減少』とあったが、岡谷市の減少率は17%下諏訪町は24%減少しており、岡谷市どころの話ではない。
人口減少、高齢化が進むと何が問題なのか。これも当たり前の話だが、自治体は税金を集めてそのお金で運営されている。人口が減るということは税金を納める人が減るということで、総体的な自治体の収入が減るということ。会社や家庭でもそうですが、収入が減ると困りますよね。ただ、自治体は国や県から補助金等が出ており自分のところの収入が少なくても大丈夫、と説明してくれる変な人もいますが、これも皆さんご存知の通り、国や県も支出を極端に抑え始めている。ということは、今まで自治体に配っていた補助金もこれからは減らしていくってことです。そんな危うい補助金を頼みに政策を行っていて、もし突然明日から止めます、なんて国や県から言われたらどうするんでしょうか?補助金ありきの考え方はいい加減止めないと、今の人たちはいいですが、このあとも下諏訪町で生きていかなければならない子供たちや孫たちが迷惑することをよくよくお考えいただいて、これからの政策を打ち出していっていただきたいものです。

数字はウソをつかない



それに関連して、1/25に行われた議会報告会の記事によると、『「少子化が進んで若者は出て行き、年寄りばかりになってしまう。まちづくりどころではない危機感はあるのか誰か責任を持って取り組んでいるのか」と痛烈な批判も寄せられた』とある。おそらく、ほとんどの町民は何となくでもこの種の不安を抱えているはず。

当分の間下諏訪町について批判めいたことを書きたくなかったが、こうもマスコミで大々的に書かれると、こちらとしても書かざろうえない状態になってしまうのが何ともやるせないことである。



ピークは昭和48年の27,502人(住民基本台帳人口ではない)
平成26年1月1日現在20,860人( 〃 )

減少率24.1%

どうするつもりなんですかね?この状態。



2014年02月01日 Posted by中村なおあき at 14:35 │Comments(0)

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