とある知人の話。

高校や大学入試の時期ですね。

とある知人のことを思い出しました。
その彼は中学に入学した時の成績が46人学級で43番目だったそうです。
一年生の二学期の懇談会で火が付くまでは超低迷していました。
その懇談会で先生に「おまえが行ける高校は無い」と言われ彼は一念発起しました。
ふざけんじゃね〜、と。
その彼は長男だったため勉強のやり方が分からず教科書をただひたすら繰り返し書き写す戦法をとっていました。
そんなことだから時間はやたらとかかり毎日睡眠時間は3時間だったそうです。
三学期の期末テストから成績は徐々に上向いてきました。
二年生の一学期には46人中10番くらいになりました。
二学期以降は5番以内をキープ、三年生はクラスで1~3番でした。
彼は成績の悪かった一年生の懇談会当時から念頭にあった通学区の進学校を予定どおり受験しました。
同学年が4,000人弱いる学区でしたがその高校に38番で入ったそうです。

『高校受験くらいなら読み書きそろばんが出来れば、あとはその人の気合で何とでもなる』と彼は言っていました。

これからでも挽回は十分可能です。
最後まであきらめず頑張れば報われます。
ちなみに、彼の座右の銘は『念ずれば通ずる』だそうです。



2014年02月23日 Posted by中村なおあき at 00:00 │Comments(4)

この記事へのコメント
願望は強ければ強いほど達成できる。
今の力ではない。自分はどうなりたいのか、どうしたらなれるのか!考えて実行している人にはかなわない。
Posted by 神尾修 at 2014年02月23日 00:33
目標の設定の仕方にキモがあります。
絶対無理な目標はかえって逆効果。やる気がなくなるだけです。諏訪湖を5分で一周してこい、自力で空を飛んでみろ等は絶対無理でやる気は最初からおきません。
実力のちょっと上を目指すような目標設定が効果的ですね。
学生時代に具体的に医者になる、教師になると強く思っていた人たちは今実際に医者や教師になっています。見ていて実力以上に成績が伸びていたのが分かりました。
Posted by 中村なおあき中村なおあき at 2014年02月23日 04:08
とある知人の方は、きっと夢があったのでしょうね。夢だから、最初は現実離れをしていたのでしょうね。だけど、夢があったから、それを現実の問題として認識しながら、そしてその方なりに改善しながら、一つひとつの課題を解決していき、最後には夢を現実のものとした。
今は、すぐに目に見える結果を求められ、すぐに説明を求められる時代。子どもはもちろん、大人も夢を持ちじっくりと取り組んでいく、そんなゆったりとした、心をもっていきたいものだと思いますが・・・
Posted by くまごん at 2014年02月23日 08:36
くまごんさん、
周りに流されるだけでなく、しっかりと自分の将来のことを考える時間が欲しいですね。どうせ一度の人生ですから。
Posted by 中村なおあき中村なおあき at 2014年02月23日 17:15
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