在宅介護はホントに可能か?

朝お迎えに行くと、眠そうな顔をして出て来る嫁さん。
全く義父のことに興味が無さそうで、送り出したらさっさと家の中に入ってしまった。
こちらがまだ出発してないのに。
夕方送り届けると昼寝の後だったのか、またけだるい顔で出て来る。
いくら義父が嫌だからと言って、車から降ろしたらあなたが手を引いて連れて行くんじゃないですか、普通見えるところでは。
こちらに玄関の中まで連れて行かせて、その後は知らないが、素っ気ない扱いをしているのだろうか?

家で義母さんの爪切れないのかね?
家で切れないから施設で切ってくれ!
全然伸びてないのに。

いつも臭い服を着ている人がいる。
全然家で風呂に入れてもらっていないのか。
当然下半身は汚れきっている。
自分の親じゃないからか?
自分の親でもやってないうちは沢山あるか。

こんなに現場を厚労省のお役人様はご覧になったことがあるか知らないが、これから国が目指している在宅介護ってホントに可能なのかな?



2014年08月06日 Posted by中村なおあき at 22:47 │Comments(5)

この記事へのコメント
なんだか男性らしい意見だなあと思いました。

普通は、見送るんじゃない?
って、昔の私なら言ったと思う。

車を見送る....義理の母さんは、自分の子のことは見送るけど、私のことはスルーですよ。
保育園のバス停なら、我が子を手を振って見送ります。
でも、デイケアの車だったら....?
余力がある時なら見送るでしょう。でも、一晩中汚されたモノやトイレとか部屋とか掃除していたかもしれない。
40過ぎたら目もしょぼしょぼして早ければ老眼始まるから他人の爪はうまく切れないかもしれないし
何より、仕事じゃないなら自分以外の足の爪を切るのはちょっと嫌(←これは私の場合だけ?(^_^;))

どんな出来事も、自分の今までの経験では計り知れない要因があるのだと思う。

色んな人と、じっくり向き合うと、知らなかったことが見えてきますよね。

「あの人、いつもムスッとしてるなあ」

「感じ悪い」

じゃなくて、

「もしかしたら人見知りかもしれない」
と、妄想してみたら、結構当たります。

毎月顔を合わせていたら、二年経てば笑顔をもらえます。

待っててくれます。

ありがとうって、言ってくれる言葉に気持ちがこもってきます。

爺ちゃん婆ちゃんを連れに来てくれる方々には気を許して(介護してる嫁さんは)、素っ気ないのかも?
もしかしたらすごくごしたくて眠いのかも?いや、もしかしたらこの人も病気抱えているかも?

いやいや、もしかしたら、
この爺さん(婆さん)に散々イジメられたのかも?

なんて、妄想しながらやってみては( ̄∇ ̄*)ゞ。

そうそう、感じたんだけど
介護してる家族は、
「介護サービスにうんと払ってる。だからこのくらいやってほしい」、

介護の仕事をされてる方は
「そのくらい家庭でやれないの?何でもかんでも言いつけて....」
という気持ちがそれぞれにあるのでは?

ながながあれこれナマイキにすみません。誤字脱字あったらごめんなさい。
Posted by ほっぺ at 2014年08月07日 00:48
で、何がいいたいのかよくわかんなくてすみません。

在宅介護は、正直な所誰も幸せになれないかもしれない....と思うけど、
要介護の方が家に居たくて、家族もそれを望めば皆で頑張るしかないですね。

ひずみは大きくなりますけどね。

しかし、転倒予防の手すりを付ける補助を申請したくて、介護認定をお願いしたら、役場に行って申請出してから調査員が来るまで丸々2週間。認定がおりるまでまた何週間....

調査員さんとかケアマネさんを、たくさん育成して増やしてスピードアップして欲しいです。
Posted by ほっぺ at 2014年08月07日 00:57
ほっぺさん

コメント沢山有難うございます。
妄想するように頑張ってみます。
最近この世界も6ヶ月目に入ってくると、全く初めての人と違って感覚が鈍ってきているような気がします。どこの世界も入りたての頃はいろいろ変なところが気が付きますが、最近ではその業界サイドの考え方に染まっている気がしてなりません。気を付けたいと思います。
認定の関係では、この業界に関わる前からある程度は聞いていましたが、グレーな部分が多く有りますよね。その日の体調によって介護度が2つ3つすぐ変わってくるし、力のある人経由ですと何ヶ月もかかるところを数週間でやってくれる、なんてことは当たり前にある世界ですね。
もう少し探索していきたいと思います。
Posted by 中村なおあき中村なおあき at 2014年08月07日 01:28
初めてコメントさせていただきます。
在宅介護は可能か?…確かに…そう思います。
ですが、在宅介護をしていかなければならないケースは非常に多いのも事実です。
介護保険でできる範囲はとっても狭いので。
有料老人ホームなどに入るにも先立つものが必要となりますし。
ほっぺさんのご意見、ごもっともなのです。
介護は24時間365日。同居家族は休む暇がありません。
そこは外から見ている方には分からない苦労があるということを、ご理解いただき、「妄想」してもらいたいと…私も思います。
もっとも、家族が限界になるからこそ介護保険があるのですが、それも問題が山積。
簡単な問題ではありません…国でも試行錯誤をしているようです。
それに振り回される地方自治体と、最悪な状況に追い込まれてしまうのは、利用者とその家族。間に挟まれるケアマネ…事業者…。
ほっぺさんが最後におっしゃったように、たとえ、人材が増えたところでスピードアップにはつながらんだろうな…制度の問題なので…ということも感じました。
介護の人材不足は大きな問題になりつつあるのも事実ですが。
長文、失礼いたしました。
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2014年08月07日 12:01
人口ピラミッドの形がまだ定まらない過渡期にあるので、当分の間、私も含め制度の下にいる人たちは大きく振り回されることになりますね。

さて、最近は全国的に景気が回復してきたということで労働力の確保が難しくなっているようです。働いていないような人も沢山いるように見えますが、外食、介護、建設関連ではなかなか人が集らず、すき家さんでは深夜の営業が出来なくなったり、経営者の皆さんは苦労しているようです。御多分に洩れず私のお世話になっている施設でも人繰りが難しく、毎日皆さんご苦労されています。先ほどもお話ししましたが、過渡期だと自分に言い聞かせて難局に向き合っているところです。
Posted by 中村なおあき中村なおあき at 2014年08月07日 18:45
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