さすがは看板先生

さすがは看板先生


信大経済学部の看板先生の授業を受けてきました。

どこが他の先生たちと違うのか、すごく興味が有りましたので、授業の内容以上に先生の一挙手一投足、発言内容に五感全開でした。

『興味のあることしか頭に入らない』
その通りだと思います。無理して聞いていても眠くなるだけです。

『日本の最大の問題は少子高齢化』
人口が減ること自体良くないし、若者の比率が下がるのはもっと良くない。

『市場は究極の民主主義』
その通りだと思います。

『組織を良くしようとするならば、トップを良くしなければならない』
野村克也さんも言っていますが、トップの力量以上には伸びないと私も思います。

『今の日本に必要なのは、若者、バカ者、よそ者』
先生の書かれた本に『若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる! (PHP新書) 』が有りますので参考にして下さい。
とても為になると思いますので。

『SWOT分析は大事』
強み弱み機会驚異も分からず闇雲に動くことは合理的ではないと私も思います。
何故このような状態になったのか、まずは現状把握、原因究明をしておかなければ次にとるべき行動が見えてこないと思います。

『日本経済は全然問題ない』
これまでに3回先生の講演を拝聴してきましたが、最後に言うのは『日本経済は全然問題ない』と言う有難いお言葉。
ホントはどうか知りませんが、気持ちが落ち着きます。

『学校の授業は絶対に役に立つ』
やはり信大の特任教授である池上彰さんも同じようなことを言っていますが、教養はすぐに役立つものではないと。
これからの人生においてじっくり効いてくるものだと。
先生は、授業で教わることはすぐには役立たないが、将来的にきっと役に立つと学生さんたち皆に言っているそうです。

『困難に対し逃げずにぶつかれ』
先生の生き方を物語っている言葉です。
逃げていると相手が追いかけてくる。
逆に飛び込んだ方がいい結果が生まれる。
私も同感です。

『おかしなことは長続きしない』
バブルもそうですが、人間は2〜3年で正気に戻るので現時点でおかしな状況にあっても振り子が元に戻るように正しいと考えられる状況に戻る、とのこと。

来週土日も丸々二日間授業の予定です。
今回は来年度の大学院入学希望者も見学に来ていましたが、目を輝かせながら、もっと早く気が付けば良かったと悔しがっていました。
私たちは、それはこの看板先生の授業だからですよ、と皆心の中で冷静に判断することを願っていましたが。
とにもかくにも、とても充実した一日でした。





2014年08月09日 Posted by中村なおあき at 23:57 │Comments(0)

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