『地方議会を再生する』要約

『地方議会を再生する』要約




『地方議会を再生する』

<地方議会の現状>
・時間とカネに余裕のあるダメ議員が堂々と当選を重ねている
・立派な議会基本条例を掲げながら、怠惰で不勉強な面々が集っている
・政策提言等のまともな活動をせず、単なる追認機関としてだけ存在し、存在意義が無い
・住民の役に立っていない
・収入面で将来設計ができない為、若者世代が議員になりたがらない

<本来あるべき議会の姿>
・意思決定、監視、政策提言をしっかりと行い、二元代表制の一翼を担う
・住民生活を向上させる

<議会はどうすれば変われるか>
・住民を巻き込む
・単なる追認機関から脱却する為に、議員の資質を向上させる
・議員は専業にする(兼業では仕事が中途半端となることから)
・偏ることなく多種多様な経歴を持つ老若男女で構成させる
・選挙で「割高議員(仕事の割に高い報酬を受け取っている議員)」を落選させる

<どんな議員が求められているか>
・使命感がある
・コミュニケーション能力がある
・まっとうな生活感と旺盛な知的好奇心を持つ
・人が集まる

<参考になる制度>
・首長の反問権を認める
・一般質問で検討するといった内容について、半年ごとに検討結果を議会に報告
・政策サポーター制度(議員の発想だけでは足りない分を住民に補ってもらう)
・予習して、全員が昼寝することなく討議し、意見を集約する勉強会
・新人議員研修会

<一般人に分かってもらいたいこと>
・定数・報酬の削減が議会改革ではない



2017年04月12日 Posted by中村なおあき at 18:28 │Comments(4)

この記事へのコメント
・予習して、全員が

『昼寝することなく』



噴きました。



昼寝はさておくとしても、
(十二分に関係あるかもしれませんが。)


要約を拝読させて頂いている間中、


去る11月の町長選投開票日に中村さんが仰った御言葉

「当たり前のことがわかっていない人が多すぎる」


脳裏を離れませんでした。



していないことや、
できていないことが、
当たり前のこと
であればあるほど
にっちもさっちもいかなくなる、


というのは、


もしかしたら、
どんな問題でも
同じなのかもしれませんね…。




私事になり、
少しずれるかもしれませんが、

私が十代の頃、

赤ん坊の時からのかかりつけの医師から、

『自分なりに良いと思ったようにやっていて
どうしたらよいかわからなくなった時は、
親や学校の先生や地域の大人からの説教を思い出し、
何と言われそうか考え、
常識というものに立ち返って考えてごらんなさい』

と言われた事を、併せて思い出しました。
Posted by 名無しです at 2017年05月09日 19:41
改行がうまく反映されず




行間が詰まって読みにくくなってしまい


申し訳ございません。
Posted by 名無しです at 2017年05月09日 19:44
コメント有り難うございます。
下諏訪町については、言いたい事が沢山有りますが、今は敢えて言いません。ただ、当たり前の事が当たり前には出来ていない、もどかしさを感じている事だけお伝えしておきます。
東京一極集中の影響で田舎に人材が居なくなっているのは、別に下諏訪に限ったことではなく、どこの自治体でも同じです。人口が減っているのは魅力が無いからと、どこかの本にも書いてありましたが、私も大いに同感です。自分たちで良いと思い込むのも、当然必要ですが、外の世界を全く知らない「井の中の蛙」では、これから先、どうなるか想像に難くないですね。
色んな人の意見を取り入れ、知性溢れる町になることを、ロートルには求めません。これから背負って立つ未来ある子供たちに託すしか無いのが、今の私です。
選挙には負けましたが、下諏訪の事はずっとずっと注視していきたいと思いますので、これからも宜しくお願いします
Posted by 中村なおあき中村なおあき at 2017年05月09日 20:43
おはようございます。
大変に遅れ馳せながら、
お忙しいなか御返事を頂戴致しまして有難う存じます。

ここしばらくは、毎週水曜の早朝に更新をなさっておられる御様子。
お疲れ様でございます。
今は敢えて仰らない選択を為さっておられる、沢山の事がおありとのこと。

関係者が殆ど鬼籍に入られ、
或は恍惚の御仁となられてでなくば公表に障りのある類いを除き、


できうることならその全てを伺ってみたいと考えておられる方々の御為にも、
私もその末席の一人として、

中村さんが、
今こそ、
と思し召される、
その時が来たものから順に、

お心の内に秘められた事を
様々な場にて、
皆様に御伝え下さる日が来ることを、
気長に願わせて頂き、
心待ちにさせて頂きたく存じます。

次世代に期待のお話、
私は中村さんと同い年ですが、

生まれてからこれまでがあっという間で、
志を遂げきるには、一人の人間に与えられた時間は短いと、
改めて痛感しています。



100年先を見据え、関東大震災で壊滅した東京の復興に尽力されたという、
東京市第7代市長後藤新平氏は、


「事業を残すは中、人を残すが上」

と仰っているようですね。



韓流時代劇など視ておりますと、
劇中で時折、
「国王は国の父」との台詞が出て来ます。

もし、
親というものが子の危機に際し全てを投げ打つものであるなら、


町の為に全てを賭けられた中村さんを、
正に町の父と仰がれる方は、
これからも多く出てこられる事でしょう。

そういったお志の中村さんは、
きっと次世代の素晴らしい同志を育て上げられる事になるのでしょうね…。
Posted by 名無しです at 2017年05月31日 06:01
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